2005年 08月 28日
名称失念 (シュトゥットゥガルト) |
作者失念
立面においてスラブと壁が帯状に連続していくように見せるファサード表現は近年のトレンドのひとつだが、最近ともなるとさすがに見飽きた感があり、うまく作られてはいるが際立った目新しさはない。
件は商用テナントと住戸の複合建築だが、中に入れないのと道路側からしか外観が見られないため、詳しいことは確認できない。
ただ、外側から見て興味を惹かれた点としては、住居の共用廊下の扱いと、オフィス部と居住部の隣接の仕方である。共用部は片廊下型なのだがガラスによって完全に内部化されており、
日本ではあまり見たことがない。また職住がかなり接近して配置されているようだ。地上階にテナントを配し、二階以上に住戸を充てるのが慣例だが、ここでは上階も部分的にオフィスとして計画がなされている。それゆえ、同一平面上に職と住の機能が併置されることになるのだが、どのようなプランニングが試みられているのか知りたいところではある。
立面においてスラブと壁が帯状に連続していくように見せるファサード表現は近年のトレンドのひとつだが、最近ともなるとさすがに見飽きた感があり、うまく作られてはいるが際立った目新しさはない。
件は商用テナントと住戸の複合建築だが、中に入れないのと道路側からしか外観が見られないため、詳しいことは確認できない。
ただ、外側から見て興味を惹かれた点としては、住居の共用廊下の扱いと、オフィス部と居住部の隣接の仕方である。共用部は片廊下型なのだがガラスによって完全に内部化されており、
日本ではあまり見たことがない。また職住がかなり接近して配置されているようだ。地上階にテナントを配し、二階以上に住戸を充てるのが慣例だが、ここでは上階も部分的にオフィスとして計画がなされている。それゆえ、同一平面上に職と住の機能が併置されることになるのだが、どのようなプランニングが試みられているのか知りたいところではある。
by m2438
| 2005-08-28 00:40
| 現代